2009年12月31日

ノラ猫の話&年末のご挨拶

先週のノラ猫の話の補足です。

遺失物法という法律があります。
落し物とか亡くした物に関する法律ですね。

我が国の法律上、動物は物(ブツ)である以上、
持ち主のわからない犬や猫は、かつてはこの法律に基いて、
然るべき処置が取られていました。

警察に届けられ、警察で預かるということですね。

しかし、平成19年に、改正遺失物法が施行され、動物に関する規定が変わりました。

これにより、持ち主のわからない犬や猫は
動物愛護法に基づき、都道府県等に引渡しをすることもできるようになりました。

たとえば、東京都では、飼い主のわからない犬やねこを拾ったときは、東京都動物愛護相談センターに引取りを求めることができます。

また、警察で一時的に預ったものを、東京都動物愛護相談センターに引渡しをすることもできるとのこと。

 ただし「首輪や鑑札がある場合」や「拾われる前まで飼われていたと思われる場合」については、飼い主の調査をしますので、今までどおり交番や警察署へ届けてくださいとのことです。

さて、一年間、お読みいただきまして、ありがとうございます。
来年も、情報発信をしていきたいと思います。

では、よいお年を迎えてください。

ニックネーム 福本健一 at 18:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月24日

ノラ猫は誰のもの?

都心では、ノラ犬というのは、とんと見かけなくなりましたが、
ノラ猫はまだまだいますね。

庭で粗相をしたり、ゴミ置き場を漁ったりと、我々人間にとって迷惑になる行為をすることもありますね。

さて、このノラ猫なんですが、誰のものなんでしょうか?
今日は、法律の話です。

法律上、猫は「物(ブツ)」であり、ノラ猫は野生の生き物と同じく、
所有者の存在しない無主物(ムシュブツ)です。

無主物は、誰かが所有の意思をもって占有することより、
その人に、所有権が発生します。

これを、無主物先占(ムシュブツセンセン)といいます。
(民法第239条1項)

ですから、民法上は、ノラ猫を拾ってきて飼うと、
その人が「飼い主」となります。

では、単に餌をやっているだけの場合はどうなるのか?
これは、非常に難しい問題です。

たとえば、誰かが餌を与えているノラ猫がトラブルを引き起こした場合、
責任は誰が取るのか?

「私は餌をやっているだけで、飼っているわけではないから、私に責任は無い」という論理もありえるわけで、事態をややこしくします。

一つ言えることは、餌をやるから、
ノラ猫が集まり、迷惑行為をするということ。
トラブルの元を作っていると言えます。

法律上は飼い主でないから、責任が無いというのは、
道義的にいかがなものなのか?
と考えます。

ニックネーム 福本健一 at 07:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月18日

猟犬が悪さを!?

ちょっと恐い事件がありました。

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高校に猟犬や野犬乱入 次々かみつき生徒4人けが 三重
2009年12月17日20時29分

 17日午後1時半ごろ、三重県松阪市飯南(いいなん)町粥見(かゆみ)の県立飯南高校から「乱入した犬に、生徒4人がかまれた」と110番通報があった。

 松阪署によると、近くに住む農林業の男性(57)が同校の裏山でイノシシ猟のため放した猟犬5頭が、別の野犬2頭ととも同校グラウンドなどに乱入。練習中のサッカー部員など1、2年生の男子生徒4人の太ももやふくらはぎに次々とかみついた。4人のけがは軽いという。

 猟犬はいずれも体長70〜80センチの中型犬で、約1時間後に地元の猟友会などが捕獲、収容したが、野犬は逃げた。どの犬が生徒をかんだのかはわかっていないという。

 同校の裏山は、シカやイノシシの猟区で、猟犬の飼い主の男性は「約35年、地元で猟をしてきたが、猟犬が人里に下りたのは初めて。獲物のにおいにつられたのかもしれない」と説明。同校の宇田克巳校長は「生徒の命にかかわる問題で、二度と乱入が起きないようにしてほしい」と話した。
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この校長先生がおっしゃる通り、「命にかかわる問題」です。
これが、幼稚園だとか保育園だったらと思うと、背筋が凍ります。

猟犬たちは、野犬と意気投合しちゃったのでしょうか?

管理をしっかりして欲しいですね。
ニックネーム 福本健一 at 07:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月11日

屋上に200匹の犬!?

なんとも、ひどいニュースがありました。
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兵庫・尼崎市のブリーダー、登録やワクチンの接種をせずにおよそ200匹の犬を飼育
12月10日14時32分配信 フジテレビ

兵庫・尼崎市のブリーダーが、登録やワクチンの接種をせずに、およそ200匹の犬を飼育していることがわかった。

問題となっているブリーダーは、尼崎市高田町にある5階建てのビルにおよそ200匹の犬を飼育しているが、登録やワクチンの接種をしていない。

また、このブリーダーは5年ほど前から、繁殖できなくなった犬の殺処分を市に依頼していて、多い年では、年間100匹ほど持ち込んでいたという。
市では年に数回、立ち入り指導を行ったとしているが、予防注射接種の指導には応じない状態が続いていた。

近所の人は「鳴き声がすごい。迷惑してますよ。やかましい」と話した。
市では、今後も予防注射の接種に応じない場合は、刑事告発も行うことも検討している。
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こういう無謀な繁殖に対して、行政側は何も指導してこなかったのか?
さらに、殺処分にも応じていたというのですから、ひどい話です。

ただ、現行の法律では、殺処分を望む飼い主に対する規制はありません。
ですので、「飽きたから殺す」という殺処分のリピーターに対しても
何のペナルティも無い状態です。

来年の動物愛護法の改正の際は、
こういう問題の根本的な解決を図れるような内容を盛り込むべく
活動をしている次第です。

「動物愛護管理法を見直す会」の顧問になっています。
No love, No earth Project
ニックネーム 福本健一 at 08:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月02日

動物虐待・動物遺棄のHP作成しました

先日依頼を受けた動物虐待・動物遺棄についてのサイトを作成しました。

動物虐待・動物遺棄は犯罪です!
行政機関への要望書類の代書サービス!


署名活動を含めた行政機関に対する訴えをお考えの方、問い合わせをお待ちしております。


ニックネーム 福本健一 at 08:29| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする