2009年10月28日

ペット火葬場の話

こんなニュースがありました。

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板橋のペット火葬場、使用禁止決定 東京地裁
2009年10月26日20時20分

 東京都板橋区のペット霊園が運営する動物の火葬炉をめぐり、「炉から出る有害物質で健康被害を受ける」などとして周辺住民ら19人が炉の使用差し止めを求めた仮処分申請について、東京地裁(葛西功洋裁判官)は26日、住民側の申し立てを認めて使用禁止を決定した。

 原告側によると、同霊園は2月に火葬炉の建設を区に認められたが、区に提出された資料をもとに住民側が専門家に鑑定を依頼したところ、有害物質の排出量が環境基準を上回るとの結果が出たという。

 このため、住民らが4月に炉の建設中止の仮処分を申請。8月ごろ炉が完成し、住民側は改めて使用差し止めを申し立てたが、霊園側は炉の操業を開始。住民らは煙突から黒煙が出る様子を撮影した写真や「悪臭でのどや目が痛む」との住民の声を証拠として地裁に提出していた。

 同霊園は「今後の対応は決定書を見てから決めるが、争うことになるだろう」とのコメントを出した。
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ペットに限らず、霊園・火葬場・葬儀場などは、
周辺住民とのトラブルが起こりがちです。

そこには、「なくてはならないもの、けど、自分の近くはイヤ」
という総論賛成各論反対の構図があります。

今回反対した周辺住民ら19人は、
ペットを飼っていないのかもしれませんが・・・

非常に難しい問題です。

ニックネーム 福本健一 at 07:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月23日

特定商取引法

熊本県のブリーダーの件ですが、
特定商取引法(特定商取引に関する法律)を調べてみました。

そうしますと、誇大広告と業務停止については、
12条と15条あたりが該当します。

また、業務停止などの処分をくだす者については、
67条と68条に規定があります。

さらに、68条にある「政令」ですが、
特定商取引に関する法律施行令第18条に、
「都道府県が処理する事務」がありますね。

通信販売ですと、同条第2項があてはまり、
誇大広告(特定商取引法12条)についても、
都道府県知事が業務停止命令を出すことができるとなっていますね。

このニュースがあった日に、
動物取扱業の登録を管轄する熊本の保健所に電話しましたら、
担当部署は、熊本県庁の中の、「食の安全・消費生活課」ということでした。

そこで、「食の安全・消費生活課」に電話して、以下、聞きました。

1.返金されないお金について、そちらの課で対応してくれるのか?
2.これは刑法上の詐欺として立件できないのか?

1は、当然にして、対応はできない。
あくまで行政処分をするのみである。
あとは、被害者が個別に民事訴訟等で、取り返すしかない。

2は、警察とも相談したが、刑事としての立件は難しい。

理由はこうです。
警察としては、立件するためには、
公判において初めから騙すつもりであったことを、立証しなくてはなりません。

そのための客観的な証拠として、
例えば、「もともと犬が全然いない」などの事実が必要です。
また、この業者は、すべてのお客に、
引渡しを行っていないわけではありませんでした。

そういう点から、「詐欺」での立件は困難だとのこと。
難しいんですね。

ともあれ、今回の業務停止で、被害者の方々は、
法的な返還請求をすることになろうかと思われます。
ただ、裁判などで勝っても、この業者に資力があるかどうか、疑わしいですね。

それから、業務停止のこの6ヶ月間、
100頭いるという犬たちは、どうなるのか?

エサ代だってバカにならないでしょうし、適切な飼養管理がされるのか・・・
心配なところです。

ニックネーム 福本健一 at 07:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月20日

詐欺まがい業者

先週の話が、今週になって急展開です。

「豆柴」犬業者に業務停止命令 血統書付きと誇大広告
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 熊本県は20日、「すべての子犬に血統書が付いている」などのネット広告が特定商取引法違反(誇大広告等の禁止)に当たるとして、犬販売業者「星の雫」=同県菊池市七城町=の西村由美代表(45)に6カ月間の業務停止命令を出した。西村代表は「違反はしていない」と否定しているという。

 県によると、西村代表はスタッフ数人と犬約100匹を飼育するブリーダー。2005年ごろからインターネットサイトに、「豆柴」(小型犬)や「すず柴」(超小型犬)と称するシバイヌの子犬の写真を載せ、1匹6万〜25万円で通信販売を開始。その際、血統書を「豆柴犬登録協会」という実体のない団体名で作成していた。

 また「犬が病気になった」などとして引き渡しを延期したケースも多く、キャンセル料についても「料金の3分の1から全額」としながら、一切返金していなかった。

 熊本県消費生活センターなどには、これまで「星の雫」について23都道府県から58件の苦情が寄せられており、情報をもとに県が調査。中には「豆柴のはずなのに大きくなった」「シバイヌではなかった」という相談もあったという。
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今回のこのニュースでは、
「熊本県」が「特定商取引法違反(誇大広告等の禁止)」で
「6カ月間の業務停止命令を出した」とのことです。

どういう権限で「命令」を出したのか、
興味が湧くところです。

ニックネーム 福本健一 at 20:51| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月13日

詐欺まがい商法にご注意!

売買トラブルで相談を受けました。

インターネットで、犬の通販をしている業者。
先にお金を振り込ませ、空輸の直前になって、「犬の体調が悪いので、輸送を延期する」との連絡。

その後もなんだかんだと言って、犬を送ってこない。
挙句の果ては、違う犬を送りたいのだが、追加料金がかかる。

当然、購買者は怒ります。
「キャンセルだ!」となれば、お金は一切返金しない・・・

そういう手口で、多くの被害者が出ているとのこと。
ネット上でも、被害者の会のようなサイトが立ち上がっています。

この業者、動物愛護法に規定のある動物取扱業の許可を受けているというとのことなので、管轄の保健所に電話してみました。

担当者曰く、「売買トラブルについては、指導できない」とのこと。

つまり、動物愛護法上の許可は、
「業」を行う施設だとかの衛生状態などの指導をすることが趣旨なのですね。

ですから、詐欺まがいの商売をしてトラブルが多発していても、
それによって、業務停止とか許可の取消しなどはできないということなのです。

現行の動物愛護法の限界がここにあります。

ともあれ、ペットのネット通販、利用しないに限ります。
ニックネーム 福本健一 at 07:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月08日

動物愛護週間60周年

制定されてから、60年が経過したとのことですね。

以下は、政府広報オンラインより。
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動物愛護週間(9月20〜26日)は、国民の間に広く動物の愛護と適正な飼養についての理解と関心を深めることを目的に「動物の愛護及び管理に関する法律」により定められています。週間中は、国、地方自治体、関係団体が協力し、動物の愛護と管理に関する普及啓発のため、9月19日(土)、20日(日)に中央行事を実施するほか、全国各地でさまざまな行事が開催されます。
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今年は、シルバーウィークだったので、渋滞のニュースばかりで、
あまり「愛護週間」という言葉を聞きませんでした。

そのせいかどうかはわかりませんが、
今月に入って、60周年イベントがあったようですね。

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動物愛護週間60周年で環境省が動物ポスター作成 鳩山夫人も応援に

 動物愛護週間(9月20〜26日)が60周年になるのを記念し、環境省は7日、人気男性グループ「EXILE」のメンバーが登場する動物愛護ポスターを発表した。

 鳩山由紀夫首相の妻、幸(みゆき)さんも駆けつけ、首相指名が行われた9月16日に愛犬のゴールデンレトリバー「アルフィー」が死んでしまったエピソードを披露し、命の大切さを訴えた。ポスター11万枚は全国の自治体や公共施設に張られる。

 犬猫の殺処分は年々減っているが、全国で年間30万匹以上にのぼり、先進国の中では多いという。
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60年も「愛護」を訴えているのに、殺処分が30万超という実態。
口先だけで愛護を唱えているだけでは、ダメだということなのでしょうね。

より実質的な対策を講じなければ、殺処分は減らないということでしょう。
ニックネーム 福本健一 at 08:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月02日

『犬と猫と人間と』

ドキュメンタリー映画が近々公開されるそうです。

『犬と猫と人間と』

これは、稲葉さんというご婦人が、満期になる自分の保険金を提供して、飯田基晴監督に制作を依頼したというもの。

制作には、4年の歳月が費やされたとか・・・
年間30万頭にも及ぶ殺処分についても、かなり深く掘り下げているそうです。

2兆円産業と言われるペット業界。
その光と影を克明に描写した作品のようです。
ニックネーム 福本健一 at 07:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする