2009年07月25日

現行法の問題点2

文言の問題があります。

要は、「あいまいな」文言が多いということですね。

例えば、第二条は以下のような規定です。

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(基本原則)
第二条  動物が命あるものであることにかんがみ、何人も、動物をみだりに殺し、傷つけ、又は苦しめることのないようにするのみでなく、人と動物の共生に配慮しつつ、その習性を考慮して適正に取り扱うようにしなければならない。
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この「みだりに」とはどういう意味なんでしょうか?
何をもって「みだりに」とするのかというのが全然明確ではありません。

おそらくは「理由なく」という意味で、
例えば「食べるため」とか、「実験に使うため(これはこれで賛否があります)」などということを想定しているのではないかと考えます。

これを、「みだりに」という文言を取り、
「何人も、動物をみだりに殺し、傷つけ、又は苦しめてはならない」とし、
これに対して例外規定を作るというのが、現実的ではないかと考える次第です。

ニックネーム 福本健一 at 11:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月18日

現行法の問題点

このブログでは、「動物愛護法」いう、ざっくりとした括りで話をしていますが、正式名称は、「動物の愛護及び管理に関する法律」です。

ですから、一般的には「動物愛護管理法」という場合も多いと思います。

まず、基本的な問題として、
「動物の愛護」と「動物の管理」を分けて考えるべきであるというのが、私の考えです。

この法律の第一条には、「目的」が掲げられています。

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(目的)
第一条  この法律は、動物の虐待の防止、動物の適正な取扱いその他動物の愛護に関する事項を定めて国民の間に動物を愛護する気風を招来し、生命尊重、友愛及び平和の情操の涵養に資するとともに、動物の管理に関する事項を定めて動物による人の生命、身体及び財産に対する侵害を防止することを目的とする。
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「動物の愛護」というのが頭にある人は、
「動物による人の生命、身体及び財産に対する侵害を防止すること」という文言に、違和感を覚えるのではないでしょうか?

逆でしょって!

つまり、「人による動物の生命、身体に対する侵害を防止すること」なんじゃないかって。

しかし、実際は、「動物の管理」についてもこの法律の中で定められています。具体的には、動物取扱業の登録や、特定動物(いわゆる危険動物)の飼養に関する届出などですね。

この法律の中では、「愛護」と「管理」という、いわば相反する内容が一緒くたになっています。

本来は、「動物愛護法」と「動物管理法」という二本立てで考えるべきなのです。これは、次回の改正で、明確に分けるというのは、難しいかもしれません。

ニックネーム 福本健一 at 09:09| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月11日

第3回動物愛護管理法を見直す会

昨日、永田町の議員会館で行われ、参加してきました。

動物愛護支援の会を主催するマルコ・ブルーノさんが、
欧米の動物愛護を引き合いに出し、我が国の法律の問題点を指摘してくださいました。

今回は、具体的な法改正に向けて、
現行の法律の文言を検証するということで、
かなり内容の濃い会合になったように思います。

今後、法改正について、論じていこうと思います。
ニックネーム 福本健一 at 08:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月02日

動物愛護管理法を見直す会のHP

来年の動物愛護管理法の改正に合わせて、
今年4月に「見直す会」が発足し、
不肖ワタクシが「顧問」になったという お話しをしました。

そちらの会のHPが完成しました。

基本は、No love, No earth Project という中の一つの活動という位置付けですね。

なお、運営事務局メンバーということで、
掲載されています。

頑張らねば・・・と思う次第です。

ニックネーム 福本健一 at 05:38| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする