2009年02月28日

苦悩の野良猫問題

野良猫をめぐる問題が、全国的な広がりを見せています。
以下のニュースがありました。

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野良猫 捕獲か共存か 自治会、割れる対応
2009年02月19日 asahi.com

 住民同士が裁判で争うなど、野良猫の餌やりをめぐるトラブルが絶えない。立川市でも、1匹残らず「捕獲」するのが最善と市に対応を迫る自治会があれば、一方で住民が世話して「共存」する自治会もある。こうした現状を踏まえ、市は新年度から野良猫に関するトラブル解決の支援に乗り出す。(須藤龍也)

 多摩川河川敷に接する立川市南部の柴崎町。住民の青木誠さん(67)は07年12月、河川敷で餌やりをしていた女性に注意しようと袖を引っ張ったところ、逆に暴行容疑で警察に訴えられ、取り調べを受けた。「こんな悔しい思いは生涯忘れられない」

 この地域では、野良猫が庭を荒らし、道ばたにフンが転がるなど被害が絶えないという。河川敷という場所がら、散歩ついでに餌やりをする人も少なくない。地元自治会「柴五会」は今年、野良猫を捕獲し、餌やり禁止を求める約600人の署名を数回に分け市に提出した。加藤富博会長は「猫アレルギーで病院に通う住民もいる。無責任に餌やりをする人たちと共存はあり得ない」。

 同市北部、栄町の自治会は対照的に野良猫と「共存」の道を選んだ。昨年3月、住民有志が「栄町猫対策委員会」を発足。約500メートルの遊歩道の生け垣に住みついている40匹以上の猫に不妊・去勢手術を施し、寿命まで世話する。俗に言う「地域猫」活動だ。

 野良猫に関する苦情や相談会を14日に開くなど、啓発活動も熱心だ。ただ、獣医師の好意で相場の半額以下とはいえ、1匹5千〜1万円かかる手術費用はカンパが頼り。発足1年で100万円を超え、資金調達も限界に来ている。

 代表の宮本充さん(50)は「もはや個人のレベルで解決できる問題ではない。市の重大な課題といってもいい」。

 市はこうした声を受け、栄町猫対策委員会のような団体を支援する「地域猫活動推進事業」に新年度から取り組む。19日発表される09年度当初予算案に約80万円が盛り込まれる予定だ。

 清水庄平市長は昨年、朝日新聞の取材に「手術費用の助成やトラブル解決に市が仲立ちするなど、包括的な支援を考えたい」としていた。

 野良猫については、三鷹市に住む将棋のプロ棋士が、猫への餌やりをめぐって住民から損害賠償請求訴訟を起こされるなど住民同士のトラブルになるケースが増えている。一方で、荒川区が罰金を科して餌やりを禁止する条例を4月に施行するなど行政の動きも出てきた。

 解決策はあるのだろうか。

 「捕獲も共存も、野良猫をなくしたいという本来の趣旨は一緒なんですけどね」

 こう語るのは、都動物愛護相談センター多摩支所(日野市)の小沢公男獣医師だ。不妊・去勢をした野良猫が増え、次々寿命を迎えれば個体数は自然に減る。とはいえ、目の前に野良猫がいる現実が耐えられない人には、受け入れがたい話といえる。

 小沢獣医師は、互いに歩み寄れる環境づくりのために次の三つを提案する。猫好きには(1)トイレや餌場を分散し、猫を1カ所に集めない(2)餌やり後の掃除の際、街のごみ掃除も一緒にする、猫嫌いには(3)「フンを憎んで猫を憎まず」の気持ちで――。
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「フンを憎んで猫を憎まず」というフレーズは言いえて妙ですが、
フン害に悩む人が、そう簡単に割り切れるものか・・・

問題の根は深いと言えそうです。

ニックネーム 福本健一 at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月25日

飼い主検定

世は、ある意味、検定ブームです。
先日、世間を騒がせた漢字検定などは、受験者が270万人にのぼるそうですね。
一大産業と言えますね。

ところで、犬の飼い主検定なるものがあるそうです。

正式名は「動物愛護社会化検定」だそうで、
「犬の飼育方法やメディカルケア、関連の法規、飼い主の飼育マナー、など広い範囲から出題します。」とのこと。

「関連の法規」というのは、動物愛護法や狂犬病予防法なんでしょうか?
メディカルケアというのも、結構、難易度が高そうです。

いろいろな検定があるものです。
ニックネーム 福本健一 at 04:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月21日

起業家稼業セミナー開催!

動物ネタではありません。

本日、東京駅近辺で以前告知した起業家稼業セミナーを開催。

参加者は10名でしたが、
開業者・開業準備者・学生・外国人経営者と多彩な顔ぶれ。

全員での名刺交換から始まり、
名刺交換.jpg

第1部「起業とは?」
第2部「行政書士は食えない国家資格か?」

IMG_0993.JPG

と、硬軟、成功・失敗、悲喜こもごもをおりまぜ、
中身の濃いものになったと自負しています。

また、2次会では、酒の勢いも借り、
たいへん盛り上がりました。

いい経験になりました。

ニックネーム 福本健一 at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月17日

ペットの範囲

最近は、ペットブームに便乗してなのか、
ペット可という不動産物件が多くなってきています。
それを一つの「ウリ」にして、集客しようということなのでしょう。

ところで、この場合のペットというのは、どこまでなんでしょう?

ペットと言えば、犬と猫が代表的なものですが、
哺乳類では、ウサギ、ハムスター、フェレット
鳥類では、インコ、オウム、九官鳥
魚類では、熱帯魚、金魚、
爬虫類では、ヘビやトカゲやカメ、
両生類では、カエルやおたまじゃくしなんかもありますよね。

どこまでがOKあるいはNGなのか?
そういう素朴な疑問が湧きます。
それに対して、以下のような記事がありました。

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賃貸物件のペット不可ってどこまで?
2009年2月17日(EXCITE)

先日ペットショップで、かわいいハムスターを発見! 思わず連れて帰りそうになったが、よく考えたら、今の私のマンション(賃貸)はペット不可だった。

でもいわゆる「ペット不可」の“ペット”ってどの範囲を指すのだろうか? 個人的には金魚やカメはOKな気もするけど……。

そこで全国で900以上の賃貸斡旋店舗を展開しているアパマンショップの広報の方に話を聞いてみた。
「契約書上のペットにはすべての生き物が含まれますので、金魚やカメも含まれます。したがって、ペット可は全部のペットがOKと言いたいところですが、ペット可の場合でもペットの種類を限定しているケースが目立ちます。また、ペット不可の場合も、インコ・ハムスター・カメ・金魚あたりは、オーナー様や管理会社に相談してみると、まれにOKが出ることもあります」

どうやらオーナーの意向によるところも大きいので、まずは事前に相談するのが良さそう。たとえばハムスターも、真夜中にカタカタと音を立てて回し車で元気に遊ぶ。壁の薄い部屋なら隣から苦情が来る可能性がないわけではない。

ところで、ペット可物件は増えているのだろうか?
「比較データの詳細はありませんので体感値ですが、都内でいうと、一時期のブームのときよりは減少傾向にあるようです」

実際の割合は、『ペット可能物件の割合』(※2008年8月8日付け アパマンショップ調べ)によると、全国平均は9.6%、首都圏に限れば11.6%。都道府県別のベスト3は、東京都17.3%、北海道15.7%、大阪府11.8%。最も少ないのは島根県の0.9%である。

また、全体的な傾向として、
「建物コンセプトや立地条件(動物病院やトリマーから近いなど)までしっかり考えられた“ペット共生型賃貸住宅”としての物件が求められています」
単に家主側が空室対策として、既存物件を“ペット不可”から“ペット可”と条件変更するだけでは、ペット愛好家の満足は得にくくなっているそうだ。

ちなみにペットに限らず最近の物件の傾向は?
「分譲設備並みの設備、たとえばファミリー物件なら追い炊き機能・オートロック・システムキッチンなど。単身物件なら、オートロック・ブロードバンド・浴室乾燥機を備えた物件が増えています」
理由としては、供給過剰感から他物件との差別化を図るため、また借り手の分譲マンションとの比較検討傾向が進んだことなどが挙げられるという。ほかにも時代背景を反映して、
「敷金礼金ゼロの物件を扱っているサイト(アパマンショップダブル0)も非常に好評です」

こうした物件の多様化にともなって、物件探しの技術も進歩している。たとえば同社の店舗では、“お部屋探しシステム”を使って、周辺情報も含めた最適物件を案内。1月15日〜3月31日は「新生活パワーアップキャンペーン」も実施中とのこと。

ペット可否をはじめ、自分にとって必要な条件をよく吟味して、お気に入りの物件を見つけたいものです。
(古屋江美子)
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不動産業界も、あの手この手のようです。
ニックネーム 福本健一 at 12:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月14日

希少動物の輸出

久々に、ワシントン条約関係の業務が来ました。

付属書に記載のある動物を、ヨーロッパの某国へ持っていくという案件。

かつて、ヘルマンリクガメをアメリカへ輸出する業務をしましたが、
まあ、細かい書類が多くて参りました。

ちなみに、管轄は、経済産業省で、サイトはこちら


今回のケースは、もともと海外から日本に輸入されたものを、
さらに別の国に輸出するということなので、「再輸出」にあたります。

この業務で大変なのは、「輸入した際に相手国政府当局が発行した輸出を認めた旨の書面(輸出許可書)」の取得です。

これは、日本の業者から取り寄せるのですが、
もしも、業者間で売り渡されている場合、全業者を追っかけて、
流通経路を明らかにせねばなりません。

ともあれ、「動物法務」というのは、こんなこともやります。
ニックネーム 福本健一 at 07:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月11日

♪柱のキズは・・・

端午の節句にはちょっと早いですね。

さて、ペットを室内で飼う人にとって、
室内の汚れやキズなどは、たいへん気になるところではないでしょうか?

そうした中、ペイントメーカーから、ペット関連グッズが発売されます。

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床壁用「キズ・汚れ防止シート」 アサヒペン

(株)アサヒペン(田中猛社長、大阪市鶴見区)は、犬や猫の室内飼育で、傷みやすいフローリングや壁紙を保護する「キズ・汚れ防止シート」2種類を2月下旬から発売する。

「フローリング用キズ・汚れ防止シート」は、犬猫の爪や傷がついたり、粗相でシミが出来たりしやすいフローリングを保護するもの。

素材は、ポリエステルのツヤあり透明シート。ハードコート仕様でキズに強く、ノンスリップ加工で滑りにくくなっている。粘着剤はアクリル系樹脂。水を使わず簡単に貼れ、糊残りもしにくい。気泡を残さない特殊構造なのでキレイに貼ることが出来る。

「ビニルカベ紙用キズ・汚れ防止シート」は、ペット特有の引っかき傷から壁紙を保護するポリエステルシート。半ツヤ透明・ツヤ消し透明の2タイプがあり、壁に貼ってもシートが目立ちにくく、水を使わず裏面フィルムを剥がすだけで簡単に貼ることが出来る。

猫の爪とぎ対策をはじめ、洗面所や台所などの水回り、飲食店など、汚れが気になる壁に貼っても効果的。
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賃貸の物件ですと、敷金の返却にも大きな影響を及ぼしますから、
この商品は、スグレモノになるように思えます。
ニックネーム 福本健一 at 11:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月07日

新資格?

環境省の報道発表資料に、
「鳥獣保護管理プランナー等の募集について(お知らせ)」というのがありました。

新しい国家資格なのか?と思って、ページを見てみました。

鳥獣保護管理プランナー
鳥獣保護管理捕獲コーディネーター
鳥獣保護管理調査コーディネーター

その下に、

「(※) この事業は、鳥獣保護管理に係る技術者に関する情報を提供するものであって、登録者に対し公的な資格や権利等が付与されるものではありません。」

という注意書きがありました。

しかし、カタカナ肩書きの効果か、大仰な感じがしました(笑)。

なんにしても、この登録制度の目的は、
イノシシやニホンジカなどの分布域の拡大等による生態系等への被害を食い止めようということのようです。

うまく機能してくれるといいのですけどね。

ニックネーム 福本健一 at 05:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月04日

ペットの取得方法

みなさん、ご自分のペットは、どのように入手しましたか?

私の感覚では、近所で生まれた犬・猫を貰ってくるというイメージが強いのですが、最近はそういうことも稀で、ショップやブリーダーから購入というのが一般的なようです。

そうした中、アメリカの事情を伝えるニュースがありました。

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「買う」から「もらう」へ…… 米国ではペットの「里親・里子制度」がトレンド
2009年01月27日 (日経)

先日、ローカルラジオでコマーシャルを聞いていた時、家具屋さんの宣伝の最後に「Don't buy pets from pet stores. Simply adopt them from animal shelters(ペットショップでペットを買うのを止めましょう。代わりにアニマル・シェルターから里子をもらいませんか)」というメッセージが流れました。米国は個人や中小企業レベルでもチャリティーが盛んで、時々こういった慈善活動のメッセージをコマーシャルの間にも加えているのです。

 ペットを飼うために手に入れる方法といえば、

 「ペットショップで買う」
 「個人ブリーダーから買う」

 というのをまず思い浮かべますが、アメリカではここにもう一つ、

 「アニマル・シェルターから引き取る」

 という方法が加わります。いわゆる動物愛護協会などが運営している場所から、捨てられたり、元の飼い主が世話をしきれなくなった動物をもらってくるのですが、どうやらアメリカではこれが大変一般的なようです。
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我が国でも、里親制度は存在しますが、ボランティアの方々が細々とやっているのが実情のようです。

殺処分については、このブログで何度も取り上げていますが、
毎年数十万匹が「処分」されています。

その一方で、ペット産業は花盛り。
一匹何十万円もする動物が、日々、売買されている。

里親制度、普及して欲しいものだと思います。
ニックネーム 福本健一 at 05:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする